コンビニマニアのブログ

コンビニ情報や気になった情報をいろいろなジャンルから集めて載せています。

    カテゴリ: 文房具


     

    万年筆コレクターにとっては、日常の万年筆置き場や、何に入れて持ち運ぶかということは、なかなか頭の痛い問題である。というのも、ペン立てに立てたり、他のペンと一緒にペン皿に置いておくと、大事な万年筆に傷がつきやすく、といってそれぞれの箱にしまっておくのでは、場所を食ううえに使うのに面倒でもある。持ち運ぶときも、他のペンと一緒のペンケースではペン軸は傷だらけになってしまう。やはり専用の万年筆ケースが欲しいもの。今回ご紹介するのは、そんなあなたにおすすめのセーラー万年筆が発売する万年筆ポータブルケース 3本用』だ。

     

    いかにも高品質、飽きの来ないデザイン

    この万年筆ポータブルケース 3本用』(3本用・希望小売価格 税抜4,000円・発売中)、パッと見、奇をてらったところがまったくない。とても保守的で、正統派という言葉がピッタリである。こういうケースは、間違いなく長く使える。そして使うほど、満足感が高まってくるのである。

    何より、ケースの材質に何とも質感のいい柔らかな本革を使用している。ほのかに漂う本革の香り。クリームで手入れを怠らなければ、いつまでも新品のような質感と肌触りを保つことができるだろう。

    そのような上質な本革が、ケースの外側だけでなく内側にも使用されている。また、外側の革のなかに薄いクッションが入っていて手触りがソフトだ。肌触りがよく、それでいてケースの重量は79.6gと、とても軽い。

    この『万年筆ポータブルケース 3本用』は、3本用だが、ペンを仕切る部分が伸縮するゴム素材になっている。ゴムなので、ペンの太さを問わず収納することが可能だ。

    実際にペンを差してみると、ゴムの位置が絶妙で差し込みやすいのに、しっかりと固定され、とても安心感がある。ゴムがきつすぎず、緩すぎず、本革のケース内部が適当な摩擦感で、ペンをしっかりとホールドしてくれる。

     

    目立たないファスナー!?

    ケースを開け閉めするファスナーの作り込みも丁寧で縫製がきれい。ファスナーを引っ張る引き手の部分にも本革が縫い合わせてある。こうした作り込みのすべてに高級感があるが、さらに面白いのは、このファスナー、閉じるとファスナーの噛み合わせのエレメントが目立たないのである。

    上の写真のように、ファスナーを閉じると、ファスナーが目立ちにくく、見た目すっきり。これがまた高級感を醸し出している。よく見ると、このファスナー、エレメントの外側に一枚布生地を挟み込み、その生地もろともスライダーでかみ合わせるという構造になっている。

    ケースを閉じると、右下に「SAILOR」のロゴと、トレードマークが刻印されているが、このトレードマーク、なんだか複雑で、通常見かける「錨(いかり」とは、少々趣きが異なる。

    というのも、このトレードマークは、セーラー万年筆創業当時に使用していた「錨に水兵がまたがった」図柄を使用しているというのだ。確かによくみると、そのように見える。この複雑な刻印が、何か同社の歴史を感じさせてくれ、この高級感ある『万年筆ポータブルケース』にしっくりとくるのである。

    この『万年筆ポータブルケース 3本用』は、税抜4,000円(税込4,320円)。このシリーズは『万年筆ポータブルケース 3本用』の他に、5本用、10本用の『万年筆コレクションケース』もあり、それぞれ税別5000円と1万円となっている。色は3本用と10本用はブラックのみだが、5本用はブラックブラウンチョコの3種類が用意されている。

     

    お求めは、公式通販サイトSAILOR SHOP、または全国の文房具店、Amazon、楽天市場などの通販サイトにて。

    細軸から極太まで対応する『万年筆ポータブルケース 3本用』! 本革を贅沢使用し、飽きの来ないデザインで長く愛用したくなる、万年筆好きの”必需品”。


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    コクヨは7月11日IoT文具「しゅくだいやる気ペン」を発表した。7月17日より発売する。価格は4,980円(税別)で、コクヨ公式オンラインショップ「コクヨショーケース」でのみ販売。

    しゅくだいやる気ペンは、市販の鉛筆に取り付けて使用するIoTデバイス小学校低~中学年向けに開発されており、勉強への取り組みを分析し日々の努力を見える化する。取り付け可能な鉛筆の適合目安は、六角形で軸径が7~8mmサイズ

    本体には加速度センサーを内蔵し、鉛筆を手に持って勉強に取り組むことで溜まる測定データを「やる気パワー」として記録。データは本体内のメモリに保存される。やる気パワーの数値は本体LEDの色変化で確認可能だ。

    スマートフォンBluetoothで接続し、専用アプリと連動する。やる気パワーの量に応じて「やる気の木」が成長したり、すごろく形式のステージを進んでアイテムを獲得して「やる気の庭」を完成させるなど、ゲーム形式のコンテンツを収録。

    専用アプリには、しゅくだいやる気ペンに保存した内容をカレンダー形式やグラフで表示する機能もある。保護者は子どもが努力している様子を把握でき、ほめるポイントを発見しやすくなるとしている。アプリiOS用のみを用意。対応OSはiOS 11以降。
    (リアクション)

    画像提供:マイナビニュース


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    オフィスの必需品のひとつ「卓上カレンダー」。会社で使うものだけでなく、自宅のリビングや寝室のサイドボードにもぴったりです。よく目につくものだから、デザインが見やすいものだったりかわいくて癒やされるものを選びたいですよね。そこで今回はスケジュールが管理しやすいものから少し変わったものまで卓上カレンダー5選を紹介します。

     

    目次

     


    5か月表示で長期スケジュールの把握ができる卓上カレンダー


    ムトウユニパック 2019年 COLORFUL MU-104 B6

    「ムトウユニパック 2019年 COLORFUL MU-104 B6」は、5か月表示で長期スケジュールも把握しやすい卓上カレンダーです。日付が大きくて太く、メモ欄も広く取ってあり機能的なのが特徴。オフィスだけでなく自宅や受験生デスクの上でも邪魔にならずに、試験勉強のスケジュールや目標設定などにも使えます。

     

    また、情報やメモなどが書き込みやすいツヤ消しの紙を採用。ボールペンや鉛筆、カラーマーカーなど筆記具を選ばず書き込めます。マスキングテープシールも貼りやすく、失敗しても貼り直しが楽なのもうれしいポイントユーザーからは「前月から3か月先まで見られる卓上カレンダーってほとんどないので、とても便利で気に入っています」と高評価。

    【詳細情報】
    サイズ:H160×W180×D82mm
    重量:99.8g
     


    仕事中癒やされいた方におすすめな卓上カレンダー


    アクティブコーポレーション 2019年 猫 ACL-590

    アクティブコーポレーション 2019年ACL-590 」は、抜け毛で作ったふわもこな帽子をかぶった三兄弟猫の写真が盛りだくさんの卓上カレンダーです。思わずクスッと笑ってしまう愛嬌とユーモアがたっぷり。毎月変わるかわいい猫の写真が使う人を笑顔にしてくれます。多くのユーザーは、職場のデスク用に購入され、「仕事中にフッと見て癒されます」「ディスクの上に置いてほっこりしている」などのたくさんの声が。また、便利な前後月カレンダーつきでスケジュールがたてやすく書き込みもしやすい仕様です。ネコ好きの方へのプレゼントにもおすすめです。

    【詳細情報】
    サイズ:176×140mm


    見ながらストレッチの出来る卓上カレンダー


    卓上版 曜日めくり すごいストレッチ

    「卓上版 曜日めくり すごいストレッチ」は、ヒット書籍「すごいストレッチ」の卓上版です。月曜日から日曜日まで、曜日ごとのシチュエーションにあったストレッチを掲載した「曜日めくりタイプ。いつもデスクテーブルの上にあるから、肩コリ、眼精疲労、腰痛、背中痛、足の痛みなどを感じたら、その場でスグほぐせます。

     

    月曜日は「鶴のポーズ」で休み明けで回らない頭をシャキーン再起動木曜日は、終盤戦の疲れた体を癒やし「肋骨ゆるめ」で呼吸を楽に、などマンガ形式だから分かりやすく、オフィスでできるストレッチを厳選してあります。ユーザーからは「仕事の合間に簡単にできるので、これを見ながらのストレッチは毎日続いてます」なんて声も。

    【詳細情報】
    サイズ:21×14.7×1cm


    3ヶ月の予定がひと目でわかる卓上カレンダー


    キュービックス ベーシック 3か月 205007-01

    キュービック2019年 カレンダー 卓上 ベーシック」は、3か月の予定がしっかり見える卓上カレンダーです。かさ張らないサイズなのに見やすく書きやすいデザインが特徴。書き込みスペースも十分なので、スケジュールを書きやすいのもうれしいですね。3か月分がひと目で把握できるので、当月の予定だけでなく、翌月の予定や前月の行動も確認できます。ユーザーからは「子供の年間行事を書き入れるのにとても重宝しています」という声も。

    【詳細情報】
    サイズ:H13×W22×D5.5cm
    重量:49.9g
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    結局、デスクにないと困る。いまから買っても困らない「卓上カレンダー」を集めてみました。


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    ここ数年で話題にのぼることが多い文房具といえば自立するタイプのペンケース。自立するので、狭いテーブルの上でも場所をとらず出し入れしやすいのが特徴です。ほかにもペン以外にもハサミやカッター、定規などもたっぷり収納できる収納力も評価されているよう。また、収納力を生かして、文房具以外のメイク道具やスマホ周辺機器の収納に使っている方もいるのだとか。そこで今回は、狭いスペースも有効活用できる自立式のペンケース5選を紹介します。

     

    目次

     


    ユニセックスに持てるカジュアルデザイン


    サンスター文具 デルデ ナチュラル

    サンスター文具 デルデ ナチュラル」は、ペンスタンドにもなるペンポーチです。使い方は簡単。机に立てて、ファスナーを開けたらサイドのつまみを持って下にスライドすれば、ペンスタンドのようになります。ペンは、種類によって前後しますが約35本入る大容量。また、小さくしたまま使えばポーチとしても◎。ユーザーからは「素材がしっかりして、色も汚れが目立たない」「ファスナーの持ち手も持ちやすくおしゃれ」「内容量が大きく、まさに持ち運びのできるペン立て」との声が聞かれます。

    【詳細情報】
    サイズ:H180×W130×D58mm

     


    容量とスリムさを両立したシリコン素材


    リヒトラブ オーバルタイプ L

    リヒトラブ オーバタイプ L 」は、やわらかく手触りのいいシリコン素材で作られた自立式ペンケース。上部ファスナーを開いて、机の上で上から押すと底面が本体部に押し込まれペンケースがペンスタンドになります。しまう時は本体に押し込まれた部分を引っ張るだけ。楕円形なので容量もたっぷり。一般的なペンなら約22本収容できます。

     

    フタの裏側部分にはゴム製のホルダーが付いていて消しゴムや小物の収納が可能。そのうえシリコン製だから、水濡れに強く汚れても簡単に拭き取ることができます。また、2016年大阪での文紙MESSEでは機能性部門にて最優秀知事賞を受賞。ISOT国際文具・紙製品展にて機能部門優秀賞を受賞するなど機能面でも評価されています。

    【詳細情報】
    サイズ:89×49×192mm
    重量:170g
    カラー:Lイエロークリーン・Lネイビー・Lブラック・Lレッド

     


    元祖「立つペンケース」が厚み40%削減に成功


    コクヨ ネオクリッツフラット F-VBF160

    「コクヨ ネオクリッツフラット F-VBF160」は、ファスナーを開けて上半分を折り返せば、ペンスタンドに早変わり。立てておけるので狭いデスクの上でも場所をとりません。通常のネオクリッツに比べ厚みが約40%削減。書類やノートと一緒に重ねて持ったり、カバンに収納しても収まりが良いので持ち運びも自由自在です。

     

    さらに内ポケット2つ、前ポケットが1つ付いているのでふせんやメモ、消しゴムスッキリ収納。ペンケースの用途以外に、化粧直し用ポーチにもおすすめ。外出先の化粧室ではメイク道具を置く場所が狭いこともありますが、ネオクリッツは10cm四方のスペースがあれば、鏡の前の狭いスペースに置くことが可能です。

    【詳細情報】
    サイズ:H195×W105×D20mm
    重量:54.4 g
    カラーグリーン・ネイビー・ピンクブルー

     


    円柱形で安定感があり倒れにくいペンケース


    ソニック スマ・スタ FD-7041

    ソニック スマ・スタ FD-7041」は、蓋をくるっと開くとマグネットでピタッと吸着してスタンドタイプに早変わり。ほぼワンタッチで手間なく簡単にスマートに立てられます。スタンド時は円柱型になるのでしっかり安定して倒れにくいのも特徴。そのうえ閉じても開いても容量そのままでたっぷり収納できます。ペンケースとして文房具を収納する以外にも、細かいものが多いスマホ周辺機器の収納やコスメポーチとしてもぴったり。ユーザーからは「作りがしっかりしている」「ビジネスバッグに入れても取り出しやすく外出先で使いやすい」との評価が聞かれます。

    【詳細情報】
    サイズ:H202×W100×D56mm
    重量:92g
    カラーオレンジバイオレットブラックブルーライトブルー

     


    吸着パッドと衝撃低減バネで倒れないペンケース


    キングジム オクトタツ 2566

    キングジム オクトタツ 2566」は、机に置くだけでピタッと密着し自立して、倒れないペンケースです。 その秘密は、底面に内蔵された吸着パッドと衝撃低減バネ。 底面の吸着パッドが机に密着し、本体をしっかり自立させます。倒れないからノートを広げた狭い机の上や、ガタつく机の上でも使いやすく机の端に置いても大丈夫。 密着し固定されるので、片手でも中の筆記用具が取り出しやすい仕様です。

     

    また、ペン収納部は色透明を使用しており、収納物が外側から見えるのも◎。筆記用具を約15本収納可能です。 ユーザーからは「想像以上に頑丈。壁にくっつけても落ちません」「文房具ではなく、メイクブラシ入れに使っていますが大活躍しています」との声が。

    【詳細情報】
    サイズ:60×215mm
    重量:118g
    カラーピンク・緑・赤・青・黄色・黒
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    「立つペンケース」お探しならこの5つ。省スペースでデスクワークがはかどるはかどる


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    30回目という節目の開催となった国際文具・紙製品展、通称“ISOT”。文房具業界において日本最大規模の展示会であり、各メーカーのブースでは秋冬以降の新製品が数多く出展されるため、小売店・バイヤーなどの業界関係者だけでなく、文房具ファンからも注目を集めるイベントだ。

     

    かしここ数年は、大手メーカーがこのISOTから離脱して独自の展示会を開くというムーブメントがあり、イベントとしての規模は、ややスケールダウンした印象が否めない。一方で、中小メーカーが打ち出す「アイデアの効いた面白い製品」は年々増えているようにも感じられ、“目が離せない展示会”という意味では変わらないだろう。

     

    そこで今回は、筆者が会期3日間ずっとISOTに入り浸って見つけた、要チェックな新製品をいくつか紹介したい。どれも夏以降に注目されること間違いなしの、イキのいいやつばかりだ。

    【関連記事】
    ISOTで発表!「日本文具大賞」のグランプリに“輝けなかった”傑作たち
    https://getnavi.jp/stationery/398990/

     

    1.かわいさ&高い技術がポイントの単語帳

    まず会場内をザワつかせていたのが、製本会社が母体の新鋭文房具ブランドCRU-CIAL(クルーシャル)の「サンドイッチハンバーガー単語帳」だ。

     

    なにがどうザワついていたのかは、一目瞭然。単語帳なのに、かわいいのだ。

    ↑CRU-CIAL「サンドイッチ単語帳」648円(予価)/ISOT
    ↑CRU-CIAL「サンドイッチ単語帳」648円(予価)

     

    パン・レタス・ハム・トマト……とそれぞれの形にダイカット(型抜き)された単語シートが層になって、非常にキュートサンドイッチになっている。

     

    これまで、単語帳といえば四角いもの、と相場は決まっており、他にはファンシー系で動物の形やハートなどにダイカットされたものがせいぜい。ここまでハッキリとブロックの状態で図案化された製品は、ほとんど存在していなかった。

     

    そういう意味で、まず見た瞬間に「欲しい!」と感じる人はかなり多いのではないか。

    ↑こちらは「ハンバーガー単語帳」648円(予価)/ISOT
    ↑こちらは「ハンバーガー単語帳」648円(予価)

     

    しかもこの単語帳、かわいさを演出するために、実はやたらと高い技術を使って作られているのである。

     

    パンやバンズの部分を横から見ると、まっすぐ円筒形ではなく、ふっくらしたパンらしい丸みを帯びているのがお分かりだろうか。つまり、パンの色の紙をまとめてドン! とカットしたのではなく、1枚目、2枚目、3枚目とそれぞれ少しずつ違うサイズで抜いたものを、順番に束ねて作られているのだ。

     

    当然、同じ大きさの紙を束ねるのとは桁違いの作業量と検品の手間がかかるわけで、これは従来の文房具メーカーではなかなかマネができない。製本会社ならではの技術がつぎ込まれた逸品と言えるだろう。

    2.手間ヒマかけてレタスっぽさを追求したメモ

    もうひとつ、食べ物モチーフの文房具として紹介したいのが、ジオデザインメモ帳「東京書けるレタス」。こちらも一目で分かる、かなりピーキーな作りをした製品だ。

    ↑ジオデザイン「東京書けるレタス」972円(予価)/ISOT
    ↑ジオデザイン「東京書けるレタス」972円(予価)

     

    会場内で、「なんかレタスそっくりのメモ帳すごいらしいよ」というウワサは聞こえてきていたが、実物をジオデザインのブースで見るまでは、まさかここまで“レタス”だとは想像もできなかった。まぁ、びっくりするほどレタスである。

     

    ビニール包装の中身は40枚のメモ用紙を束ねたものだが、一枚ずつ剥いていくと用紙もどんどん小さくなっていく、リアルレタス感。さらに途中には虫食い跡のあるレタスがあったり、テントウムシが潜んでいたりするから油断がならない。

    ↑レタスを剥く(=メモをめくる)と、たまにテントウムシが。メーカー曰く「無農薬のメモなもんで……」/ISOT
    レタスを剥く(=メモをめくる)と、たまにテントウムシが。メーカー曰く「無農薬のメモなもんで……」

     

    ただ、メモを取るために一枚ちぎってみると、しわくちゃすぎて書き込みに躊躇するほど。もちろんこれはレタスっぽさを追求した結果だが、この紙に伝言を書いて他人に渡すには、ちょっと勇気が要りそうだ。

     

    ちなみにこの「東京書けるレタス」、製造時にはひとつひとつ手作業で、メモの束を揉みつつ丸めてレタス型にしているとのこと。“レタス型のしわくちゃなメモ”という実用性皆無な製品を作る情熱はどこから来るのか! と驚きを隠せない。

     

    たぶんそんなに数量作れないだろうから、店頭で見つけたら(この夏出荷予定)即買い推奨だ。

    3.面倒な軽減税率計算がラクラク

    この秋以降の経済界最大のトピックといえば、10月1日から施行される消費税増税と軽減税率制度だろう。特に飲食店などでは、店内のイートインは10%なのにテイクアウトにすると8%、と複数の税率が適用されるため、いちいち計算がややこしいことになること間違いなし。

     

    しかし、そういう困りごとを便利に解決するのが、文房具の本分である。

    ↑カシオ計算機「軽減税率電卓 JF-200RC」オープン価格(実売3000円前後)/ISOT
    カシオ計算機「軽減税率電卓 JF-200RC」オープン価格(実売3000円前後)

     

    カシオ計算機の「軽減税率電卓」は、その名の通り、いち早く軽減税率制度に対応して6月に発売となった電卓だ。

     

    最大のポイントは、メモリーキーの上段に配置された税計算用ボタン。「税込1」「税抜1」「税込2」「税抜2」「税計算合計」と5つのボタンが並んでおり、それぞれ10%と8%、2つの税率が素早く計算できるようになっている。

    ↑税率が混在する中から10%で計算した合計値だけを表示、などもボタン一発/ISOT
    ↑税率が混在する中から10%で計算した合計値だけを表示、などもボタン一発

     

    しかも、例えば「200円(税10%)+450円(税8%)+550円(10%)」のような2つの税率が混在する計算も、それぞれの価格に税をプラスしつつ合算でき、さらには計算中の10%・8%の商品の税込金額・税抜金額・税額のみを、それぞれ表示するということも可能なのだ。

     

    なにより、表示変更もそれぞれの税率ボタンを押すだけなので、操作が非常に直感的というのが素晴らしい。すでに複数の税率に対応した電卓は各メーカーから発表されているが、ここまでの多機能をシンプル操作で実現させるのは、さすがカシオ! といったところだろう。

    4.ざっくり半裁も測ってカットもこなす多用途ペーパーカッター

    2年前ぐらいから立て続けに新製品が出続けているのが、ディスク刃を使った卓上用のペーパーカッターだ。

     

    特に人気なのが、半裁(A3用紙をA4用紙枚にカットするなど)に特化したもの。ただ、実際にペーパーカッターを導入してみると、半裁だけではなく●㎝だけ端を切り落としたい、というような作業も、意外と発生する。

     

    さらに半裁ペーパーカッターは、ボード中央部にカッターのレールが付いているものが多く、結果的にボードが大きくなってしまいがち。それを解消するコンパクトな折り畳み式の製品もあるが、ヒンジ部で誤差が出るために、数値で測ってカットするような作業には向かないのだ。

    ↑カール事務器「ディスクカッター DC-600/630」9180円/1万2960円(予価)/ISOT
    カール事務器「ディスクカッター DC-600/630」9180円/1万2960円(予価)

     

    そこでカール事務器が打ち出してきたのが、折り畳みではないけれどコンパクト、半裁も測ってカットもできるペーパーカッター「DC-600」(A4サイズ)と「DC-630」(A3サイズ)だ。

     

    特徴的なのは、カッターレールの左右で幅の違うボード部分。幅の広い左側は半裁用のゲージプリントされており、A4、B5など表記された線に紙を合わせて切るだけで、スパッと半裁が可能となっている。サイズ表記に「A5=A4→A5×2」といった視覚的なアイコンが入っているのも親切だ。

    ↑カッターレール右側のボードには、断ち幅が測れる目盛り入り/ISOT
    カッターレール右側のボードには、断ち幅が測れる目盛り入り

     

    対して右側の狭幅なボードには1㎝刻みの線が引いてあり、こちらに紙を合わせると、用紙の端を測って裁ち落とすという作業ができる。実際に試してみると、やや誤差は出るようにも感じたが、そこそこ正しくは切れているようだ。特にイベントチケットや自作名刺などを、まとめてカットするには使いやすそうだ。

     

    片側のボードを狭くしたことで、半裁機能は残しつつも全体的にコンパクト化を図ったアイデアは、実用的でなかなか面白いと思った。

    5.情報の一覧性が高い、ソートできるノート

    実用性の高そうなツールでほかに気になったのが、印鑑ケースや印章・記念品のメーカー、天野製作所が展示していた「ソーティングノート」だ。

     

    こちらはA5リングノートとA4バインダーセットで使う、ちょっと変わった情報整理システムである。

    ↑天野製作所「ソーティングノート/バインダー」ノート918円/バインダー1782円(予価)/ISOT
    ↑天野製作所「ソーティングノート/バインダーノート918円/バインダー1782円(予価)

     

    まずリングノートは、リングを天側にして横長のノートとして使う。書き込みの際は、上辺のインデックス欄に日付や分類・タイトルなどをしっかり記入するのがポイントだ。

     

    書き終わったら、リング下のミシン目から切り離してバインダーに綴じるのだが、この時は左側にあるリング穴を使って綴じるのだ。さらに枚数を重ねて綴じるときには、リング穴を下に一段ずつずらして綴じていく。

    ↑A5でまとめた情報をA4バインダーにセット。リング穴をずらすことで、インデックスを一覧できるようになる/ISOT
    ↑A5でまとめた情報をA4バインダーセットリング穴をずらすことで、インデックスを一覧できるようになる

     

    こうすることで、バインダーにはインデックス欄だけがズラリと上から下へ並んだ状態で保管が可能となる。これならノートの内容を探すのに必要な情報が一目で見渡せるというわけだ。

     

    例えば営業職なら、顧客シートをこれで管理すると良さそうだし、他にはアイデアメモや議事録なども楽に管理できるだろう。1ページを1つのデータファイルとして扱うやり方としては、なかなか秀逸だ。

     

    とはいえ、情報の整理が苦手な人はそもそもインデックスを作るのが苦手なので、万人にとって便利! とは言えないかもしれないが。

    これは無性に欲しい…文具見本市”ISOT”で見つけた心がザワつく文房具


    (出典 news.nicovideo.jp)


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